ドルコスト平均法のメリット・デメリット

ドルコスト平均法は、インデックス投資とは切っても切れない関係です。
過度なリスクを負わずに、初心者でも手軽に資産運用ができるという点でドルコスト平均法は、非常に有効な投資法と言えます。
それでは、ここでドルコスト平均法のメリットとデメリットをまとめてみましょう。

ドルコスト平均法のメリット

  • 平均購入価格を平準化でき、高値掴みのリスクを減らすことができる
  • 一定額を定期的に積み立てるため、高度な知識やスキルを必要としない
  • 過度に相場を気にする必要がないため、サラリーマン等の時間がない方にも向いている
  • 金融商品の価格が下がっても心配する必要がない(価格の下落=取得単価の低下)

ドルコスト平均法のデメリット

  • 相場が一直線に上がり続けている場合、ドルコスト平均法を用いるより安値で一括購入した方が利益が出る
  • 相場が一直線に下がり続けている場合、平均取得単価を下げたところで利益は出ない
  • 短期投資には向かない

インデックス投資の核心とも言えるドルコスト平均法には、大きなメリットがある一方で、以上のようなデメリットもあります。

しかし、上記のデメリットの1つ目と2つ目は、将来の相場がどのように動くかが予想できている場合にのみ避けることができるものです。
相場は常に動いており、遠い将来の相場の予想など普通の人間には不可能です。将来の相場が予想できるのであれば、今頃、世界中の投資家が大富豪になっていることでしょう。

将来の市場の動きが分からない限り、一括でドカンと投資するよりも、ドルコスト平均法を用いてコツコツと積み立てていった方が賢明ではないでしょうか。

2012年10月30日
カテゴリー:積立投資

積立投資で長期運用

インデックス投資がどのようなものかは分かったけど、どのように投資していけば良いか分からないという方もいらっしゃると思います。しかし心配無用、方法は簡単です。

インデックス投資はコツコツ積み立てるだけ

その方法は、インデックスファンドを毎月積み立てていくだけ。つまり、インデックスファンドの積立投資による長期運用です。
インデックスファンドは信託報酬が低く、長期保有に向いています。インデックスファンドと積立投資は非常に相性が良い組み合わせと言えるのです。 長期投資に有効なドルコスト平均法を用い、インデックスファンドを毎月一定額、積み立てていきましょう。

ちなみにETFは、約定時に手数料がかかってしまいますので、月々の積立には販売手数料がかからないノーロードのインデックスファンド(投資信託)をおすすめします。

自動積立サービスなら、ほったらかしでOK

積立投資は、毎月自分のタイミングで投資信託を購入しても良いですし、証券会社の自動積立サービスを利用することもできます。
自分で投資している感覚を味わいたいという方は、毎月自分の好きなタイミングで買い付けてもおもしろいでしょうし、少しでも投資の手間を減らしたいという方は、自動積立サービスを利用すると良いでしょう。

証券会社の自動積立サービスでは、毎月購入する投資信託と月々の積立金額、買付日を設定しておけば、毎月自動で積み立ててくれます。

自動積立サービスの最大のメリットは、超少額から積立投資ができることです。一般的には最低1,000円、カブドットコム証券やSBI証券では500円の超少額から積立が可能です。
投資家自身が手動で買い付けるとなると、一般的には最低10,000円からの投資になりますが、自動積立サービスを利用することで、毎月の小遣いから手軽に投資を始めることができます。

2012年10月30日
カテゴリー:積立投資

定額積立と定量積立(ドルコスト平均法)では大違い

ドルコスト平均法は積立投資をする場合に非常に有効な投資法ですが、注意して欲しいことがあります。それは、ドルコスト平均法は一定額を積み立てるのであって、一定量を積み立てるのではないということです。
ドルコスト平均法(定額購入)で積み立てた場合と定量購入で積み立てた場合とでは、結果に大きな差が出ます。

それでは、実際にドルコスト平均法での積立投資と定量購入での積立投資を比較してみましょう。
以下の表を見てください。

ドルコスト平均法と定量購入

表の条件下で積み立てた場合、ドルコスト平均法と定量購入ともに5ヵ月経過後の投資額合計は、50,000円です。しかし、買付口数の合計には差が出ています。

ドルコスト平均法では、50,833口積み立てることができました。
対する定量購入では、当然50,000口しか積み立てることができていません。

更に、10,000口あたりの平均価格を見てみると、以下のようになります。

  • ドルコスト平均法・・・9,836円
  • 定量購入・・・10,000円

このように、ドルコスト平均法で積み立てた場合は、定量購入で積み立てた場合と比較してコストを低く抑えることができます。これは、ドルコスト平均法の大きなメリットです。

定額積立とドルコスト平均法は、似ているようですが、結果はこのように大違いです。
このような結果が出るのですから、ドルコスト平均法を使わない手はありません。
積立投資を行う場合には、定量ではなく定額、ドルコスト平均法での投資を実践しましょう。

2012年9月15日
カテゴリー:積立投資

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