大きな利益を狙えるブルベアファンドとは

ブルベアファンドとは、先物やオプションに投資をすることによって、投資対象とする指数の変動率の2倍や3倍のリターンを目指すファンドのことで、投資対象となる指数が上昇した場合だけでなく、下落した際にも利益を上げることができます。

インデックスと同じ方向に動くブル型、逆の方向に動くベア型

ブル型ファンドは、投資対象の指数が上昇した場合に、その指数の変動率の2倍程度の上昇を見せます。

一方、ベア型ファンドは、投資対象の指数が下落した場合に、その指数の変動率の2倍程度の上昇を見せます。

ブルとは牡牛のことで、牡牛が角を下から上に突き上げる姿から、投資の世界では上昇相場を表します。対するベアとは熊のことで、熊が爪を上から下に振り下ろす姿から、下落相場を表します。このことを覚えておくと、ブル型ファンドをベア型ファンドがそれぞれどのような動きをするものなのかイメージしやすいのではないでしょうか。

先物やオプションに投資をしていることから、レバレッジを効かせることができますので、投資対象としている指数以上の値動きを見せるのも大きな特徴です。

指数の2倍の値動きを見せるものが一般的ですが、中には、3倍の値動きを見せる投資信託もあります。

ブルベアファンドは、インバース型ETF・レバレッジ型ETF と同様、指数の変動率に一定倍率をかけた値動きとなります。そのため、指数の複利効果により、投資対象の指数とは乖離した値動きを見せますので、注意が必要です。

※これらの値動きについては、こちらのページを参照してください。

ブルベアファンドならではのデメリットには注意が必要

ブルベアファンドは、株式指数等のインデックス以上の値動きを見せますので、大きな利益を狙うことができます。また、ベア型ファンドを利用すれば、下落相場においても利益を得ることができますので、上手く活用することで、どのような相場環境においても利益を狙うことができます。

しかし、当然のことながら、ブルベアファンドもメリットだけではありません。インデックス以上の値動きを見せるということは、大きな利益を狙える反面、それだけ大きな損失を被る危険性もありますので、注意が必要です。

また、インデックスとは乖離した値動きを見せるということもあり、長期投資に向いている投資信託ではありません。

ブルベアファンドへの投資は、あくまでも短期的な取引と考えて、時には損切りをすることも覚悟しておきましょう。

2013年2月25日
カテゴリー:投資信託・ETF

年齢によって資産配分が変わるライフサイクルファンドとは

「じぶん年金」や「貯蓄から投資へ」といった言葉をよく見聞きするようになりましたが、そのような中、近年、ライフサイクルファンドというタイプの投資信託が話題になっています。

ライフサイクルファンドとは

ライフサイクルファンドとは、投資家の年齢やライフサイクルに応じてアセットアロケーションを変更できるバランスファンドのことです。アセットアロケーションを変更することで、リスクやリターンを調整することができます。

一般的に若い世代は株式を中心とした積極的なアセットアロケーションを組み、年金世代のような老年投資家は債券を中心とした安定的なアセットアロケーションを組むべきとされています。つまり、年を取るに連れて、ハイリスクハイリターンからローリスクローリターンのアセットアロケーションに推移していくことが望ましいということです。

ライフサイクルファンドは、投資家の年齢やリスク許容度に応じてその資産配分を変えられるという点で、リスクやリターンの変更を容易にしています。

ターゲットイヤー型とターゲットリスク型

ライフサイクルファンドはファンド・オブ・ファンズの形態をとっているのが一般的で、ライフサイクルファンドには、ターゲットイヤー型とターゲットリスク型という2つのタイプがあります。

ターゲットイヤー型

ターゲットイヤー型は、リタイヤを見据えた運用を行うタイプで、投資家の退職年齢に合わせて自動的に資産配分を変更してくれるというものです。

投資家は、ファンド購入時に目標とする年(ターゲットイヤー)を設定します。ターゲットイヤー型のファンドでは、このときに設定されたターゲットイヤーに合わせて、ファンドの投資先を株式から債券中心にシフトしていきますので、投資家が何もしなくても、リタイヤが近づくにつれて自動的にリスクを抑えた資産運用をすることになります。

ターゲットリスク型

ターゲットリスク型は、リスクの異なる複数のファンドの中から、投資家のリスク許容度に合ったファンドを選択するというものです。ファンド間の乗り換えをスイッチングと言いますが、スイッチングには手数料がかからないのが一般的ですので、無料で投資するファンドを変更することできます。

ターゲットイヤー型のように、自動的にリスクが変更されることはありませんが、投資家自身の裁量でスイッチングできますので、年齢の他にも市場の環境に応じてリスクとリターンを調整することもできます。

2013年2月24日
カテゴリー:投資信託・ETF

買うだけで分散投資が可能なバランスファンドとは

バランスファンドとは、株式と債券の両方に分散投資をしているタイプの投資信託のことです。

バランスファンドの中には、株式と債券に加え、REITをポートフォリオに組み込んでいるものもあります。

バランスファンドのメリット

バランスファンドは、複数のアセットクラスをポートフォリオに組み込んでいますので、1つの投資信託を購入するだけで、分散投資をすることが可能です。

通常は、投資家自身が複数のアセットクラスを組み合わせて、自らのアセットアロケーションを決定しますが、バランスファンドではファンドが国内株式、海外株式、国内債券、海外債券等のそれぞれのアセットクラスを組み合わせて投資をしていますので、投資家がアセットアロケーションに合わせてポートフォリオを組む必要もありませんし、投資家がリバランスをする必要もありません。

この点は、バランスファンドのメリットと言える点です。

バランスファンドのデメリット

しかし、逆に言えば、バランスファンドは投資家自身でポートフォリオを組むことができませんので、リスクやリターンに変更の必要が生じた際にでも、それができないというデメリットがあります。

このバランスファンドひとつに投資をしていれば、この先もずっと大丈夫なんだというスタンスでいるのであれば何の問題もありませんが、年齢やライフスタイルが変われば、アセットアロケーションに変更の必要が出てくるのが普通です。このような際に、アセットアロケーションに変更が加えられないのは、バランスファンドのデメリットです。

また、バランスファンドに投資をしていれば、あるアセットクラスだけを売却したいという場合にも対応できませんので、バランスファンドへの投資を検討する際には、このようなことも考えておきましょう。

2013年2月24日
カテゴリー:投資信託・ETF

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