アセットアロケーションはこう決める!

アセットアロケーションは、運用成績の80%以上を決めるとも言われています。
それほど重要なアセットアロケーションですから、闇雲に決める訳にはいきません。適切なアセットアロケーションの先にインデックス投資での成功が待っています。それでは、どのように決めるべきなのでしょうか。以下では、アセットアロケーションの決定方法を解説します。

考慮すべきはリスクとリターン

アセットアロケーションを決定する上で考慮すべきなのは、リスクとリターンです。
自分がどれほどのリターンを期待し、どれほどのリスクまで許容できるかが問題になってきます。「これだけのリターンが欲しいなぁ…でも、リスクが高くなり過ぎるなぁ…」といった感じでイメージすることが必要です。

もちろんリターンは高い方が良いに決まっているのですが、期待するリターンが高まれば、それに伴いリスクも高くなってしまいます。ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンが投資の原則ですので、リターンばかりを追っているとリスクがあまりにも高くなり過ぎてしまいますし、損失を恐れるあまりにリスクを抑えていると期待リターンが低過ぎるアセットアロケーションになってしまいます。

リスクを背負いすぎない

両者のバランスを取ることが大事なのですが、自分の許容範囲を超えるリスクを背負ってしまい損失を被ってしまっては何の意味もありません。そのため、まずは自分が許容できるリスクを明確にし、許容できるリスクの中で、可能な限りリターンが高まるようにアセットアロケーションを行いましょう。

実際にリスクとリターンを計算していくとなると複雑で大変な作業になりますので、このようなツールを使ってシミュレーションしてみると良いと思います。

2012年10月30日
カテゴリー:アセットアロケーション

コア・サテライト戦略で安定的かつ積極的に運用する

資産運用のテクニックにコア・サテライト戦略というものがあります。

これは、資産運用の中核となる「コア」とコアではカバーしきれない部分に投資をする「サテライト」に分けてポートフォリオを組む戦略です。
一般的にコア・サテライト戦略では、コアの部分は安定的な運用を目指し、サテライトの部分はより積極的な運用でプラスアルファのリターンを目指すことになります。
よって、コアの部分はインデックスファンドを中心に、サテライトの部分はアクティブファンドを用いてポートフォリオを組むことがよいでしょう。

コアは基本のアセットクラスのインデックスファンドで資産を守る

ポートフォリオのコアの部分は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、外国債券の基本的なアセットクラスに投資をするインデックスファンドで運用を行いましょう。
これらのアセットクラスに投資したインデックスファンドであれば、自分で選んだもので構いません。アセットアロケーションの例で示したように、自らの期待リターンと許容リスクを基準にポートフォリオを組んでみましょう。
コアは、自身のポートフォリオの核となる部分ですから、インデックスファンドを用いて、過度なリスクを取らずに安定的な運用を心がけてください。

サテライトはアクティブファンドでピンポイントに攻める

ポートフォリオのサテライトの部分は、自分が伸びると思った投資分野や興味のある分野等に投資をすればOKです。特定の分野に投資をするアクティブファンドやREIT、コモディティに投資をしている投資信託・ETF等、投資先は豊富にあります。
コアの部分でしっかり安定運用を行っていますから、適切な資産配分を行ってさえいれば、多少のリスクを覚悟で大きなリターンを狙っても大丈夫でしょう。
サテライト部分の運用は、インデックス投資の欠点とも言える退屈を軽減させる効果もありますので、自分の好きなように運用してみましょう。ただし、リスクとリターンを考慮することは忘れずに。

サテライトはポートフォリオ全体の1~2割を目安に

サテライト部分でリスクを背負い過ぎてしまうと、コア部分で安定運用を行っている意味がなくなってしまうこともありますので、コアとサテライトの資産配分には気を付けてください。
サテライト部分の資産配分は、大きくてもポートフォリオ全体の2割程度と考えると良いでしょう。あまりにサテライト部分が大き過ぎると、過度なリスクを負ってしまいますので、サテライトはあくまでもプラスアルファと考えましょう。

コアで守り、サテライトで攻める。
安定的かつ積極的に資産運用を行いたいと考えている方は、コア・サテライト戦略を取り入れてみてはどうでしょうか。

2012年10月27日
カテゴリー:アセットアロケーション

これだけで十分!基本のアセットクラス5種

インデックス投資をするにはアセットアロケーションが不可欠です。
資産の配分先となるアセットクラスには株式や債券、REITやコモディティと様々なものがありますが、基本的には、株式と債券の2種類のアセットクラスだけで十分です。
この2つのアセットクラスに投資先の地域(国内、先進国、新興国)を組み合わせて考えます。

まずは、以下の5つのアセットクラスでアセットアロケーションを行いましょう。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 外国債券

これらのアセットクラスの特徴としては、株式はハイリスク・ハイリターン、債券はローリスク・ローリターンとなります。
また、株式と債券は逆の動きを示す傾向にあるため、債券をポートフォリオに組み込むことで、資産に安定性をもたらすことができます。

アセットアロケーションを行う際には、リスク分散のためにも日本国内の株式や債券だけでなく、海外の資産にも資金を配分することを心がけましょう。
ちなみに、株式の中でも新興国株式は、国内株式や海外株式に比べ、よりハイリスク・ハイリターンといった特徴があります。

株式や債券の他にもREITやコモディティに投資するファンドもありますが、これらはあくまでも補足的なものと考えておけば良いと思います。
あまりに投資先を広げてしまうと自分の資産をコントロールするのが難しくなってしまいますので、インデックス投資をはじめたばかりの頃は、株式と債券だけを投資対象として考えるようにしましょう。

2012年9月22日
カテゴリー:アセットアロケーション

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