トラッキングエラーがない!ETNとは

ETN(Exchange Traded Note)とは、日本語では「上場投資証券」や「指標連動証券」と言い、証券取引所で取引される指数連動型の債券のことを指します。

ETNもインデックスファンドやETFと同様に株価等の指数に連動するという特徴を持っています。ETFによく似た金融商品ですが、ETFが上場された投資信託であるのに対し、ETNは債券であるという違いがあります。

ETNは現物資産がない

ETNの大きな特徴として、裏付けとなる資産を必要としないという点が挙げられます。分かりにくいかもしれませんが、ETNは現物の資産が存在するのではなく、指数そのものに投資をしているようなイメージで捉えると良いかと思います。

ETFは上場投資信託という名の通り、指数に連動するように運用されるファンドです。ETFは投資信託として現物の株式等に投資することで指数に連動した運用を目指しています。しかし、ETNの場合は、こうではありません。ETNは、株式銘柄等に投資をするのではなく、ETNを発行する金融機関の信用の下に発行される債券です。つまり、金融機関が指数に連動する価格で常時買取や償還をしますという保証をしているのです。

ETNはトラッキングエラーがない

ETNは、指数そのものに投資をするような金融商品です。そのため、ETFのように基準価額と指数との乖離であるトラッキングエラーが発生しません。

ETFは、指数に連動するよう個別の銘柄を売買し、ファンドを運用していますので、程度の差はあるものの、必ずトラッキングエラーが発生しますが、ETNは金融機関により指数に連動する価格での取引が保証されていますので、トラッキングエラーが発生するということはありません。

金融機関の信用がなくなればETNの価値もなくなる

ETNを取引する際には、発行元の金融機関の信用リスクに注意しておく必要があります。

ETNは、金融機関の信用により成り立っている債券です。ということは、発行元の金融機関の信用が低下すれば、そのETNの価値も低下しますし、金融機関が破綻すれば、ETNの価値が全くなくなってしまうという危険性もあります。

2013年2月10日
カテゴリー:投資信託・ETF

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