コア・サテライト戦略で安定的かつ積極的に運用する

資産運用のテクニックにコア・サテライト戦略というものがあります。

これは、資産運用の中核となる「コア」とコアではカバーしきれない部分に投資をする「サテライト」に分けてポートフォリオを組む戦略です。
一般的にコア・サテライト戦略では、コアの部分は安定的な運用を目指し、サテライトの部分はより積極的な運用でプラスアルファのリターンを目指すことになります。
よって、コアの部分はインデックスファンドを中心に、サテライトの部分はアクティブファンドを用いてポートフォリオを組むことがよいでしょう。

コアは基本のアセットクラスのインデックスファンドで資産を守る

ポートフォリオのコアの部分は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、外国債券の基本的なアセットクラスに投資をするインデックスファンドで運用を行いましょう。
これらのアセットクラスに投資したインデックスファンドであれば、自分で選んだもので構いません。アセットアロケーションの例で示したように、自らの期待リターンと許容リスクを基準にポートフォリオを組んでみましょう。
コアは、自身のポートフォリオの核となる部分ですから、インデックスファンドを用いて、過度なリスクを取らずに安定的な運用を心がけてください。

サテライトはアクティブファンドでピンポイントに攻める

ポートフォリオのサテライトの部分は、自分が伸びると思った投資分野や興味のある分野等に投資をすればOKです。特定の分野に投資をするアクティブファンドやREIT、コモディティに投資をしている投資信託・ETF等、投資先は豊富にあります。
コアの部分でしっかり安定運用を行っていますから、適切な資産配分を行ってさえいれば、多少のリスクを覚悟で大きなリターンを狙っても大丈夫でしょう。
サテライト部分の運用は、インデックス投資の欠点とも言える退屈を軽減させる効果もありますので、自分の好きなように運用してみましょう。ただし、リスクとリターンを考慮することは忘れずに。

サテライトはポートフォリオ全体の1~2割を目安に

サテライト部分でリスクを背負い過ぎてしまうと、コア部分で安定運用を行っている意味がなくなってしまうこともありますので、コアとサテライトの資産配分には気を付けてください。
サテライト部分の資産配分は、大きくてもポートフォリオ全体の2割程度と考えると良いでしょう。あまりにサテライト部分が大き過ぎると、過度なリスクを負ってしまいますので、サテライトはあくまでもプラスアルファと考えましょう。

コアで守り、サテライトで攻める。
安定的かつ積極的に資産運用を行いたいと考えている方は、コア・サテライト戦略を取り入れてみてはどうでしょうか。

2012年10月27日
カテゴリー:アセットアロケーション

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