ファンド・オブ・ファンズとファミリーファンド

投資信託には、ファンド・オブ・ファンズと言われるものや、ファミリーファンド方式のものがあります。

ファンド・オブ・ファンズ

ファンド・オブ・ファンズとは、投資信託が別の投資信託に投資を行うものです。
投資信託の運用会社が、複数の投資信託に投資をすることで、1つの投資信託にまとめたものを言います。

投資家は、1つの投資信託を購入するだけで分散投資が可能になり、リバランスも自動的に行われるため、投資における手間が省けるといったメリットがあります。
一方で、投資家が投資した投資信託とその投資信託が投資した投資信託、両方の信託報酬を支払うことになるため、コストが高くなってしまうといったデメリットがあります。

ファミリーファンド方式

ファンド・オブ・ファンズと似たものに「ファミリーファンド方式」というものがあります。
ファミリーファンド方式は、ベビーファンドがマザーファンドに投資をするような形を取っているものを言います。

ベビーファンドとは、投資家が実際に購入するファンドのことで、投資家から資金を集める役割を持っています。
マザーファンドとは、ベビーファンドで集めたお金を用いて、実質的な運用を行うファンドのことを言います。
ベビーファンドは、あくまでも分配金の支払いや現金の管理を行うだけで、実質的な運用はマザーファンドが行っていることになります。

ファミリーファンド方式の投資信託は、インデックスファンドでも多く見られますが、個人投資家はベビーファンドであるインデックスファンドに投資をすることになります。

ファンド・オブ・ファンズとファミリーファンド方式の違い

ファンド・オブ・ファンズとファミリーファンド方式の違いですが、ファンド・オブ・ファンズは、1つの投資信託が複数の投資信託に投資をするのに対し、ファミリーファンド方式は、複数の投資信託(ベビーファンド)が1つもしくは複数の投資信託(マザーファンド)に投資するということが挙げられます。

また、ファミリーファンド方式は、同じ運用会社の投資信託にしか投資できませんが、ファンド・オブ・ファンズは、複数の運用会社の投資信託に投資することができます。

目論見書等を見ていると、これらの用語が出てくることも少なくありませんので、しっかり理解しておきましょう。

2012年10月21日
カテゴリー:投資信託・ETF

このページの先頭へ