金融機関が薦める投資信託には要注意

よく言われることですが、金融機関が薦めている投資信託を買うことには注意が必要です。

金融機関が力を入れて薦めている投資信託がどのようなものかを見ていると、分配型投資信託やハイイールド債(格付けの低いジャンクボンド等の高利回り債)に投資する投資信託が多いと思います。
毎月分配金が出ることや高利回りといったことをうたい文句にして売り出していますが、これらの投資信託を何のチェックもせずに買ってしまうのは、厳禁です。
目論見書等で詳細をよく調べてみましょう。
これらの投資信託のコストを調べてみると、どれも販売手数料や信託報酬が高いものばかり…
これでは、毎月積み立てて長期運用を行うには不向きだということが分かると思います。更に、分配型の投資信託では、複利の効果も薄くなってしまいます。

金融機関に踊らされるな!

もちろん、金融機関が薦めている分配型の投資信託やハイイールド債が悪いという訳ではありません。ただ、金融機関が薦めている投資信託を何の疑いもなく買ってしまうことが危険なのです。
銀行や証券会社は、当然のことながら利益を上げなければなりません。
そのために手っ取り早いのは、手数料を取ることです。だから金融機関が薦める投資信託に手数料が高いものが多いのです。
金融商品のブームを作っているのは金融機関であり、金融機関の狙い通りにそのブームに乗ってしまうと、思わぬリスクを背負ってしまったり、大きなコストを負担することになりかねません。

大事なのは自分の投資方針をはっきりさせること

大事なのは、自分の狙いと合致した投資信託を購入することです。

もちろん、定期的に分配金が出ることに魅力を感じている方は、分配型の投資信託を購入すれば良いですし、多少のコストやリスクを覚悟してでも高利回りに魅力を感じている方はハイイールド債に投資をしているような投資信託を購入すれば良いのです。
ただ、長期的な運用を目指している場合に、何も知らずに分配型の投資信託を毎月積み立て続けることは、決して賢い選択とは言えません。

まずは、自分がどのような投資をしたいのかをはっきりさせましょう。短期的に利益が欲しいのか、それとも長期的な運用を目指しているのか。高いリスクを背負ってでも大きなリターンが欲しいのか、できるだけリスクを背負いたくないのか。これらを明らかにした上で、自分の狙いに適した投資商品を購入しましょう。

金融商品の特徴をしっかりと理解し、金融機関に振り回されることなく、賢い投資を行いましょう。

2012年10月14日
カテゴリー:投資信託・ETF

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