無視できない投資信託の隠れコストとは

実は投資信託には、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額の他にも負担しなければならないコストがあります。それが「隠れコスト」と呼ばれるものです。

具体的には、有価証券の売買委託手数料、有価証券取引税、保管費用、監査費用等の諸費用が隠れコストにあたります。

なぜ隠れコストと呼ばれるかと言うと、これらの諸費用がいくらなのかということが一般に表に出てこないからです。しかし、実際に目論見書を見てみると、これらのコストは信託報酬等の他に投資家が負担すべきものとしてバッチリ記載されています。

隠れコスト

ただ、負担の義務は記載されていますが、隠れコストの金額までは目論見書に記載されていません。隠れコストは状況により変動するため、実際にいくら必要になるのかは、目論見書では確認できないのです。
しかし、だからと言って隠れコストの金額が全く分からないという訳ではありません。これらは、投資信託の決算期毎に送られてくる運用報告書に記載されています。

隠れコストは、信託報酬と同様に投資信託を保有している期間ずっと負担しなければならないものです。
投資家にとってコストは投資する金融商品を選ぶ際に重要なファクターであり、これが目論見書だけでは確認できないというのは非常に厄介なのですが、信託報酬ばかりに目を向けていると、隠れコストが高く実質的なコストが予想以上に高かったということもあり得ますので、運用報告書でしっかり確認することをおすすめします。

モーニングスターのサイトでは、それぞれの投資信託のページで隠れコストを確認することができますので、購入する投資信託を選ぶ際に参考にしてみてください。

2012年9月17日
カテゴリー:投資信託・ETF

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